移住先として近年人気なのが宮城県です。東北6県の中でも人口が多く、自然豊かで暮らしやすい環境が整っています。人口は約232万人で、仙台・県北・県南・三陸の4エリアに分けられます。東北新幹線があるため、主要都市からアクセスしやすい点も魅力です。移住先として人気の高い宮城県について、詳しい情報を紹介していきます。
宮城県は海に面しているので海産物に恵まれています。隣接している三陸沖は世界3大漁場の1つにも数えられるほどで、サンマやカツオ、ホヤ、牡蠣などあらゆる海の幸が捕れます。東京などに住んでいると新鮮な海産物を口にする機会が少なく、値段も高くなります。その点、宮城県に移住すれば安く新鮮で美味しい海産物を毎日のように食べることができます。また、笹かまぼこなどの加工品も有名です。その他にも仙台牛や仙台みそ、お米など、多くの名産があり、その味を求める観光客も多く訪れています。
食だけでなく、宮城県は温泉地としても有名です。約1,500年の歴史を誇り、かの有名な伊達政宗が愛したとされる秋保温泉や、鳴子温泉、作並温泉など、各地に温泉地があります。日帰り入浴ができる温泉も多いので、休日にふらっと楽しめます。温泉で身体を癒しながら美味しい食事を楽しめるのが、宮城県の魅力の1つです。
東北地方の太平洋側に位置しており、比較的温暖な気候です。雪が多く降るのは山沿いで、仙台市内などは比較的少ない傾向にあります。梅雨の時期でもそれほど蒸し暑くなく、快適に過ごせます。西側には奥羽山脈があり、四季折々の景色を楽しめます。山や川、海、平野などの自然が豊富なので、子育てにも適した環境です。また、こういった自然豊かな環境がお米などの農作物に恵まれている理由の1つでもあります。
宮城県は積極的に移住支援を行っており、移住支援金制度を設けています。東京23区から宮城県へ移住すると、世帯で100万円、単身で60万円が支給されます。現在東京に住んでおり地方への移住を考えている人は、この機会に宮城県へ移住することをおすすめします。この制度を利用する際は、「みやぎ移住ガイド」に掲載されている企業に就業するなどの条件を満たす必要があります。もし起業する場合は、「みやぎUIJターン起業支援補助金」を活用してください。東京の有楽町にサポートセンターが設置されているので、検討している人は直接足を運んで話を聞いてみるといいでしょう。
求人の探し方はいくつかあるので、自分に合った方法を選んでください。例えば、第三者からアドバイスを受けながら転職活動を進めたいのであれば、無料で転職をサポートしてくれる転職エージェントを利用しましょう。